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ゼロから作ってみる。  
第二回  
3. はじめから  
 
 もう出来上がってしまっているものを思い出しながら説明するのってとても難しいです。 なぜならもうほとんど忘れてたりするので…。(人間は忘れていく生き物)
 とりあえず、思い出せるだけ思い出し、写真はないのでイラスト等でごまかしながら行くとしましょう。
 
 まず、完成したときの大きさを決定します。人間モデルの場合、180cmの身長で、1/6スケールだとちょうど30cmです。1/12で15cm。大きな方が作り込めますが、難しいような気がします。
 まぁ、今回は迫力を出したかったので、1/6サイズで大きめなものを作ったわけです、はい。
     
   
思ったよりも慎重にしたほうがいいです    
 
 大きさが決まったら、骨組みをつくります。図のように、針金をペンチで曲げて作ったあと、細い針金をぐるぐると巻いて、粘土(ファンド)の食い付きをよくします。その後ファンドを薄〜く伸ばして付けていきますが、関節を動かせるように関節の部分のみあけておきます。
 なお、この時点でプロポーションの基本が決まってしまうので、人体解剖図等でしっかりと長さのバランスを研究したり、キャラなりの設定を決めたり(例えばヒーローなら脚が長いとかバンドマンなら痩せているとかルパンの足首は細すぎるとか鬼島はどう見ても中学生じゃないとか)します。
 
 薄く付けたファンドが固まったら、寝ないで考えたポーズを付けていきます。立体なので、いろんな方向から見てイケてるポーズが一番です。
 
  4. 手首(から先)の作り方  
     前のページでさんざん手の写 真を見せましたが、「手」って身近にあるんで難しいんです。少しでもカタチが狂っているとわかっちゃうし、また特長のない無難な手を作っても、手から出る魅力を出すことができない。
 ここはめいっぱいこだわる(いやこだわらなければならない)ポイントです。
     
 
エポパテを丸める   ハサミで切り込み
 
     
 
親指は別   出来上がり
 
 図のように、エポパテを適量(難しい!)丸めて、てのひら+指がつながったような大きさの形状(指のない手袋みたく)を作ります。
 そして、ハサミで3つ切り込みを入れて4本の指に分けます。
 親指(根元から)は別にエポパテで丸めたものからつくって、水をつけながらくっつけます。このとき多少カタチはみだれてもがんばってくっつけます。
 最後にカタチを整えて終了です。エポパテは固まるまで時間があるので、じっくりと作業できます。
     
 
今度は右手です   別角度
 
 基礎のカタチが出来てしまえばこっちのものなので、上から手袋や装甲のようなものを付けていきます。
 
    → 次は全体像が明らかに!!  
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