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ゼロから作ってみる。  

ピロッポ(DVDパッケージ)
(ソニー・ミュージック/SVW)
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第一回  
はじめに  
 ピロッポという、毎週5分間くらいのTV番組がありました。
 ドラマ放映後、次の区切りの時間までの「時間のすきま」に放映されていて、なんとなく見ていましたがコレがとてもおもしろい。
 
 監督はあの石井克人氏、ソニーのアイボをモチーフにしてしかも演出家が毎回変わるという変則的な企画で、シュールな映像とストーリーとに引き込まれるようになりました。
 その中に登場する、魅力的な様々なキャラクターの中でも、「ハコプー」というアイボの箱をモチーフにしたキャラクターがとても可愛く、立体化しようと決意するに到りました。題材を探していたときに、ただの四角でカンタンそうに見えたからというような安易な理由では決してありません。
 
 …ではその一部始終を御覧ください。
 
  1. DVDを鑑賞する  
   
     
   
ピロッポDVD    
 
 なんとこのピロッポ、DVDで発売されているではありませんか。5分づつを1週間に1度だけ見ていたのが、まとめていっぺんに見れる快感。これはヤクルトを1リットル入りのペットボトルで飲める快感に近いものが確実にあります。
 
  2. 感情移入  
     感情移入といっても、もともと好きなんだし。
 でもこれって大事なんです。ま、創ると決めている時点で相当な惚れっぷりですが、一応。情熱がもたないと、未完成のまま終わってしまうこともあるでしょうし。
 
 なんだかんだ言っても「ハコプー」です。直方体(立方体に近い?)です。見るからにカンタンそうです。誰でもできそうです。たぶん誰でも出来るでしょう。でも、その中でもひと味違うコツや技があるはずです。
 
  3. 絵をおこす  
   
     
   
スケッチしてみよう    
 
 動画を見ながら絵を描いてみましょう。
 まず絵で描けなければ、立体でうまく出来ようはずもありません。似顔絵と同じで、キャラクターの雰囲気・性格が決定付けされてるポイントを掴んで離さないようにします。ポーズなどもこの時にある程度決めちゃいます。
 
 まぁハコプーの場合、ポーズもなにもないですが。
 
 ただし彼の場合、ポーズがない分、表情にはすごく微妙なバリエーションがありとても難しそうです。
 
 ここまで書いて、ハタと気付きましたが、一体何人の人がこの「ピロッポ」を認識していて、しかも「ハコプー」に興味があるのでしょうか?企画の根源を揺るがす重大事件です。
 でもそれは、これを機にピロッポに興味を持ってみて頂くということであっさりヨシとすることにしましょう。
 きっと、他の造型でも役立つことが満載のはずです。
 
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