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ドラえもんではスネ夫も行なっていた「ウェザリング」です。
わざとパーツを汚して、リアルな感じを演出する技法です。「ドライブラシ」「スミ入れ」「ハゲチョロ」他いろいろありますが、今回はあっさり目の「ドライブラシ」&「スミ入れ」を施すことにします。
比較の為、ウェザリング前の写真を載せることにしました。ようやく全体像があきらかに…。
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ウェザリング前だと、やはり軽い感じです。
手の甲が塗り忘れのようにも見えますが、しっかり塗り忘れてます。 |
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まず、「スミ入れ」です。
しゃぶしゃぶに薄めたエナメル塗料を、面相筆の先に含ませて溝(スジ彫り)に落とします。すると、アインシュタインが発見した「毛細管現象」により、ツツーっと溝にそって塗料が入っていきます。あまり濃すぎるとウキますので、エナメル溶剤を綿棒にしみ込ませて拭き取ったり、調整します。何度もやってみると、コツが分かって来ますね。
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ひざの前側から |
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ひざの裏側から |
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右腕全体 |
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腕 アップ |
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各パーツにバランスをとりながらスミ入れを行なった後、「ドライブラシ」をやってみます。
今回は同じくエナメルのクロームシルバーをドライブラシ用の筆に少しだけ取り、ティッシュや広告紙などで拭き取ります。
(ドライブラシは筆を痛めやすいので、専用の筆を使用します)
そして、右利きの人は左手でパーツをしっかりと持ち、左手の親指の根元あたりに筆をゴシゴシとこすりつけて調子を見てみます。
あまり塗料が付かないくらいで丁度いいですので、その状態でパーツの角にあたる部分にこすりつけていきます。ササササッと。
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ササササッ |
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こんな感じ |
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一点集中していると、びっくりするくらい汚れていることがありますので、軽い目にしましょう。そして、まだドライブラシしていないパーツと逐次比べてみます。
…あともう少し。 |
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