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SFに登場する銃を作ってみる。  
  第四回  
  7. 合ってるのか??  
     ちょっとした資料とネットで探した写真等で判断したまま作り始めた(始まってる)ブラスターですが、 やっぱりちょっと気になったのでもう一度DVDを一から見直してみる事にしました。 …普通こういうのは作る最初の段階でやることなので、賢明なるみなさんは忘れないようにしましょう。
 
 以下で説明上映画のシーンをいくつか引用します。参考DVDはワーナー・ホーム・ビデオの「ディレクターズカット ブレードランナー最終版」です。 引用は最低限にしているつもりです。
     
 
結構黒光りしている   グリップエンドの質感がよくわかる
 
 最初から最後まで、ブラスターが登場する部分を穴があくほど見ました。 映画なので(小道具なので)アップに耐える重いもの、アクション用の軽いもの、投げたりする用のものなど、数種類はあるでしょう。 だから、結局は自分のイメージに近い映像に向かって制作すればよいのだと思います。
 それにしてもカッチョいい…
     
 
「琥珀」のグリップ   琥珀にはさまれている部分は黒い
 
 上の左のはキッチン(流し)で顔を洗っているシーンです。腰のホルスターに挿してます。右のは大ピンチのときに落っことした時。
     
 
グリップの透明感の参考に   LED光ってます
 
 以上、引用画像6枚です。
 
 全編をスロー再生で観ていると、ブラスターに全然関係ないところで思わぬ発見があったりして楽しめました。
 
  8. パーツの整形  
     前回の配線はそこそこ目星がついたらひとまず忘れて次に進みます。 あっちをやったりこっちをやったりしながら作ることになってしまってます。 給食はあっちを食べたりこっちを食べたりしながら全体的に食べましょう。(三角食べ)
     
 
銃身のディテール   パーティングラインをキレイに
 
 ボディの各部にあるパーティングラインをキレイにします。今回は#600の耐水ペーパーで前回の鉄ヤスリの跡をキレイにしていきます。
 
 ただ「パーティングラインの跡を消す」ことに集中せず、「もともとのキレイなラインを再現する」ことに重点を置きます。 もちろん、パーティングラインがきっちりと消えていることは最低条件です。
     
   
パテの跡はほとんど無くなってきます    
 
 あまりにもひどい成型でスジ彫りが完全にズレている部分があったので(ガレージキットではよくある)、エポキシパテで修正します。
     
 
ヤスるだけでは無理   エポパテを盛る
 
     
   
乾燥したら彫る    
 
 各部、ヤスっても無理な部分は適宜エポキシパテで盛りつけてから整形します。 上の写真は作業前と作業後が逆側ですが、もちろん両方やってます。 (写真撮り間違えた)
     
 
キズみっけ   こんなカタチです
 
     
   
他のパーツもキレイに    
 
 また、今まで気が付かなかった未処理部分なども見つけ次第処理します。 使うパテは、プラパテで行けそうならプラパテ、無理っぽかったらエポパテ、と適宜使い分けます。
 
  9. サフ  
     これまで処理したパーツにサフを吹いてさらに表面処理を確認します。 ひとつひとつのパーツをべつべつにサフ吹きするのがめんど…いや、効率がよくないので、両面テープで各パーツを仮組みしてしまい、一気に吹き付けます。
     
   
むちゃくちゃカッチョイイ    
 
 僕のサフ吹きの目的の5割はディテール確認です。サラっと吹き流すだけ。薄いところもありますがあまり気にしません。
     
   
実はボルトが一個再現されてない…    
 
 親指が異常に反っていますが、僕には普通なんです。気にしないでください。
 
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