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SFに登場する銃を作ってみる。  
第一回  
はじめに  
 「デッカードのブラスター」とは映画「ブレードランナー」でハリソン・フォード演じる主人公のデッカードが使用していた銃です。「ブレードランナー」はいくつかのバージョンが存在し、「主人公=レプリカント」説など製作スタッフの中でも意見が異なったり、複数の脚本家が存在したりという様々な一面 を持った興味深い映画で、現在もSF映画の最高傑作のひとつと言われています。
 「一角獣」が登場するバージョンでは、上記の説がある意味あからさまに表現されています。
 映画の紹介はこれくらいにして、とにかくその「銃」が大変かっこよく、ほどよい銃身にトリガーが2つ、琥珀のグリップ、映画では数度しかアップになりませんがすごい存在感です。
 
 左の写真はキットのパッケージなのですが、ビニール袋に入ってます。箱もなにもありません。説明書は、コピー用紙1枚。オークションで出ていたのを偶然発見しました。
 
 そう、ガレージキットです。
 しかも国産のものと違うので、かなりやっかい目です。でも、ブレードランナーが好きで、デッカードのブラスターは憧れの1品なのでどうしても欲しい。というワケでこういう運びとなりました。
 
  1. 洗浄  
     まず、ガレージキットの成形品には型抜きの際の「離型剤」というものが付着しています。これをしっかりと落とさないと塗装がのらないので、専用の洗浄剤か中性洗剤で洗います。
 専用のものがなかったので、お風呂で「ジョイ」で洗ってしまいました。
 
  2. 仮組み〜  
   
     
 
こんな感じ   トリガーは金属パーツ
 
     
   
発光ダイオード付き    
 
 一度だいたいの完成状態を見たい衝動にかられて、プラモデルに比べてパーツ数の少ないのをいいことに化石のように並べてみます。(写 真左上)いいですねー。早く完成させたい。
 
 それにしても、バリ(成型時に出来る、樹脂のはみだした要らない部分)がヒドいのでナイフとレザーソーを併用してガツガツ落としていくことにします。
     
 
グリップ下部の微妙な幅のバリ   レザーソーで切り落とします
 
 
 グリップ下の余計な部分は、微妙な幅なので大変切りづらい。厚みもあるのでレザーソーでていねいに切り落としてしまいます。
 
 グリップのパーツは、透明レジンのような素材で、半透明です。(しばらく置いておくだけでG-SHOCKのベルトのようにどんどん黄変してきてますが…)グリップは映画の設定では「琥珀」なのでこういった配慮がしてあるようです。塗装が難しそうです。
 
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