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デジカメで写真を撮ってみる。  
   苦労して完成させた力作、飾って置こうにも置き場所がどんどんなくなり、テレビの上からタンスの上、机の棚の本の並んでいる前の部分に強引に置いたりしている間に、どんどん完成品にホコリが積もり風化し、子供にバラバラにされ、ネコパンチに大破。
  …こんな扱いにはプラモデルの方も大変です。せめて、カタチをとどめているうちに記念写真でも撮影しませんか。
 
  1. まずデジカメを手に入れる
 
     デジカメも店頭に行くと様々なものが売っていて、それらしい専門用語のオンパレード、量販店の店員に聞いても適当なことを言ってるときが多い(実際に遭遇!)ですので何を買ったらいいのか初心者にはわかりません。
     
 
僕のはコイツです↑
Canon IXY digital200
  200万画素モデル(旧型です)
 
 とはいえ、最近のデジカメは高性能で安価になってきました。「Web用にプラモデルの写真を載せる」程度の使い方なら、どれを買っても大抵は大丈夫でしょう。(Web用の画像データというのは、印刷に比べると極めて小さなものです)
 では、以下に簡単にデジカメのスペックについての説明をして行きます。
 
[ 画素数 ]
(これが多いと、画像の情報量が多いという事。「キレイ」という事とは別 。)
 
 200万画素以上くらいあれば充分です。多ければ多いほど、構図に失敗したときに切り抜いたりしても大きさが確保できるので便利ですが。お金に余裕があって、値段に差がそれほどないのならさらに大きな画素数のものでもいいかも知れません。
 最近は性能もアップして、300〜400万画素以上も標準になってきました。
 
[ マクロ撮影 ]
 真っ黒に撮影するのではありません。近接撮影ができるかどうかは模型のような撮影には大切です。チューリップのようなアイコンが表記してあることが多いです。
     
   
寄って写す時は、チューリップのマークを点灯させます。    
 
「〜cmまで寄れる」などと書いてあるときもあるので、注意しましょう。また、近くまで寄れれば寄れる程拡大写真が撮れる、というワケでもなく、このへんは実際店頭で確かめてみたほうが良いです。
 
 「自分のデジカメはマクロが弱い」とあきらめている方!大きく写そうとして近くに寄り過ぎてしまって、ピントが合わずにピンボケ写真になっていませんか?
 そんなに近くによらずに、離れてしっかりとピントを合わせ、後で画像を扱うソフトで切り取って使えばキレイに出来ます。最近はトリミング機能付きのデジカメもあるようですね。
     
 
ピントが合う位置まで離れて撮影する   必要な部分をカットする(トリミング)
 
 要は、ピントさえバキッと合えば後でなんとかなりますが、ピンボケやブレだとどうしようもありません。 シャッタースピードが一瞬で切れるように(つまりブレないように)明るくして、出来れば三脚を立ててカメラを固定し、同じカットで納得いくまで何枚も撮影しましょう。いらない写真はあとでチェックして消せばいいのですから。
 
[ ズーム ]
 これは説明不要かもしれませんが、ズームの存在価値は「望遠で遠くのものを近くに寄せて写す」ということよりも「画角の違い(パースの変化)」を調整するところにあるかもしれません。
 例えば30mmなどの広角側で撮影したときは、よりパースが強くかかり、200mmなどの望遠側で撮影するとパースがつかなくなります。
     
 
広角側で撮影(そのぶん近くに寄る)   望遠側で撮影(そのぶん離れる)
図   図
上から見たところ
 
 上の写真のように、カメラと対象物の距離を変えて同じ大きさになるように撮ると、見え方の違いが分かると思います。広角側だと近くのものがグッと大きくゆがみ、迫力が出ます。(そのぶんおおげさに見えたりもします。)逆に望遠側だと落ち着いた感じ(上の場合は実際に目で見た感じに近い)がします。
 これらは撮る対象によって自分で考えて調整しましょう。
 
[ なにに保存? ]
 統一してくれればほんとにありがたいですが、(今さら無理)データを保存するものが「CFカード」だったり「SD」だったり「メモリースティック」だったり「スマートメディア」だったりするので、一応チェックしましょう。別になんでも問題ないですが…。
 
[ 電源 ]
 乾電池のものもあれば、充電式のバッテリーのものもあります。乾電池はどこでも買えるという点では便利ですが、結構早くなくなりがちです。逆にバッテリーは充電して何度でも使えますが、出先でなくなると手に負えません。
 
 あとは、デザインなどが自分の好みかどうか、触ってみて違和感がないか、道具として大切に愛せそうか、などをよく考えてください。
 
 最後に自分のパソコン環境で使えるかどうか確認して買いましょう。
 
 ちなみに、僕が使っているのはだいぶ前に買った(型遅れ)キヤノンの「iXY Digital 200」というものです。これで本サイトの写真のほとんどを撮影しています。
 さらに最近、ニコンのCOOLPIX2500というのを(これも型遅れ…)お店でねばって安くしてもらって買いました(関西人の意地)。このカメラは比較的安価でマクロが大変強く、主に手元の細かい精密な写 真に役立てようと思って買いました。まだ活躍していません。(←失敗したかも…)

 
    → その2に続きますよ  
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