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MG(マスターグレード)を作ってみる。  
  第四回  
  7. グレイ塗装  
     そろそろ進まなくなってきました。と思った時は塗装の時です。エアブラシで内部メカのグレイを吹きます。
 今回は濃い部分のグレイは「ジャーマングレイ」を使用しました。
     
 
こんなセッティングです。   照明は2灯+天井照明で
 
   
 
以前改修したひざカバーです。2セット作りました。(天地逆です)   胴体部分も塗装。ランドセルは付けて塗装します。
 
   
ひじカバー。真ん中の溝をデザインナイフで深く彫り直してあるのでメリハリが出ました。    
 
  下腕部はひじを曲げた時に外側の内部が見えてしまい、合わせ目が残ってると目立つため、プラ板を切ってディテールを追加しておきます。手が入らなくて合わせ目が消しづらい時はこのようにしてごまかします。
     
   
下腕部    
 
     
 
まず濃いグレイで   次に薄いグレイでグラデーション
 
 忘れないようにシールド(盾)の内側の部品を塗装しておきます。
 他のパーツに使用した「ジャーマングレイ」を塗装した後、乾いてから薄いグレー(スカイグレイ)を塗装します。
 微妙に角を残すように吹き付けて、うっすらとグラデーションを付けます。
 
 その他、脚の内部メカや頭のメカなども、同じように塗装してしまいます。塗装が終わったら、すぐにエアブラシを掃除しましょう。
 
  8. 青いパーツへ  
     グレイ塗装のメカ部分が終わったので、今度は装甲にあたる青いパーツにかかります。
 まず、とても面倒臭いですが頭部サイドに付く「動力パイプ」の輪っかパーツを切り出し、仕上げていきます。
     
 
頭部パイプは22ケ   針金に通して吊るしておく
 
 ランナーからニッパーで切り取り、デザインナイフでゲート部分のカスを丁寧に切り取ります。
 その後、800番の耐水ペーパーで丁寧に1つづつペーパーがけします。22個あるので根気よく作業します。それにしても面倒臭いですね。
 
 終わったパーツは針金に通して、塗装まで吊るしておきます。
     
 
肩にディテールを追加しよう   左がピンバイスで大きくした後
 
 次に肩のパーツにディテールを追加してみます。片面に3つづつ穴のようなモールドがあります。これを少し「良く」します。
 まず、1番大きな穴を3mmのピンバイスで彫り直します。
 
 そこに、それらしいディテールを追加します。模型屋さんで手に入れたWAVEの「Z・バーニア[2]」というパーツを使ってみることにします。
     
 
F部品を使います   ナイフで切れ目を入れる
 
 このパーツの先の部分だけを使用したいので、途中で切断して長さを短くします。パーツが小さくレザーソーで切るには保持しにくく、ナイフで切るには大変なのでニッパーを使います。
 
 ニッパーでいきなり切ると必要な部分までたわんでしまうので、まずデザインナイフで切断したい所の周囲全部に切れ目を入れます。 その後ニッパーで切ると、きれいに切ることが出来ます。
     
   
切れ目の近くを切る    
 
     
 
サーフェイサーを吹きました   前述のパーツを取り付けます
 
 肩の合わせ目がしっかりと消えているか確かめるためにサーフェイサーをサッと吹き付けます。 たくさん吹き付けるとスジ彫りなどのモールドが埋まってしまうので軽く少しだけ、です。
 そして、ピンバイスで広げた穴に先程の部品を接着します。(写真上右)
     
   
青い部品たち    
 
 とりあえず青い部品はもうランナーから切り落とし、塗装できる段階まで持っていきたいと思います。主要な青いパーツを切り離してみると写 真のようにたくさんありますねー。(大変だな、これは…。)

 
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