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MG(マスターグレード)を作ってみる。  
  第二回  
  3. 仮組みなど  
     作戦を練ります。
 まずグフには銃器類の武器がないですので、先に作らなくても大丈夫です。サーベルと、ヒート・ロッド(ムチ)、シールドくらい…かな。これならどれも必要なので後回しでも心配ないはず。(ザク篇参照)
(それにしてもヒート・ロッド、超面倒臭そう。ヤだな…)
 
  説明書を読むと、腕は先にサクッと作れそうなのでココから作ることにしました。 グフはザクに比べるとずいぶん流麗なラインですね。
     
 
接着できる所は、してしまう   両方つくります
 
 接着剤を使わずに、軽くはめ込んでみて様子を見るコトを仮組みと言います。仮組みをすると塗装を先にした方がいいかどうか、などが把握しやすいので接着剤をつける前に必ず行ないます。
 なお全体のプロポーションはマスターグレードを信じてこのままにすることにしました。決して面倒くさいからではありません。(またか)
 というより、模型やさんで飾ってあるのを見て、「これくらいならいいな」と思ったからです。 キットがガッシリしているから、と あまり細くし過ぎると迫力がなくなるかもしれませんし、適度なボリューム感は必要です。
 
 プロポーションをいじる可能性のある方は、ほとんどのパーツを仮組みで組んで全体を確認する必要がありますので、左右がわからなくならないように見えないところにマジックで右とかRとか書いておきましょう。
 
 肩の装甲は後からポリキャップでパチンとはめられるので、接着してしまいましょう。腕など1対でセットのものは、左右を間違えないように注意します。
 
 また、前回シャアザクの時はまったくの素組みで作りましたので、今回のグフはプロポーションはいじらないまでも、細部のディテールアップを少しだけしようと思います。
   
 
ザクのふくらはぎ部分:説明書より引用   グフのふくらはぎ部分:説明書より引用
 
 グフはザクに比べてどうも「面」感が大きくて、(特にひざからした→上部の写真参照)のぺーっとした印象がぬぐえません。(そういうデザインだから仕方ないのかもしれませんが)肩から身体にかけても、どことなくのぺーっとしてるし、このあたりのディテールを少し凝ってあげるだけで、だいぶ変わるはずです。たぶん。
 
  4. 内部フレームから  
     ザクの時と同じく、内部メカから作りグレーを塗装してから、外側の青い部分(装甲?)を組み立てる方法で作りますので、内部メカで作れるところからジャンジャン作って仕上げて行きます。
 
 先程つくっていた腕の中のメカ、ひじ部分。それから太股、ひざ、頭部、ボディ、腰、ランドセル等々、ランナーから切り離してナイフで整え、ポリキャップを仕込み接着。基本的に説明書通 りですね。
 
 ひざの関節は上下の2重関節になっています。ビス止めしなくてはいけませんので、ドライバーでビスをねじ込みます。
 
手で持ってクルクルクル…   と思ったけど堅いので置いて締め込みます。
 
 これが思ったよりカタいので、手に持って締めると危険です。床に置いて、真上から垂直に押し付けながらゆっくりと締め付けます。
 ドライバーは「押し7:回し3」を意識しながら使いましょう。模型でなくてもバイクの整備でも、同じです。ネジ頭をなめないように、です。
 
 ポリキャップはニッパーを使わなくても柔らかいですのでナイフでランナーから切り取ります。
   
 
サクっと切れます   ランドセル内部メカ(バーニアはボールジョイントで可動します。)
 
     
 
太股内部メカです   頭部内部メカ
 
     
 
ボディ内部メカです   並べて見ました
 
 こうして作っていく中で、気になるパーツがあります。
 ひざのパーツ。どうしても、カタチがかっこ悪く見えます。設定画とも解釈が違うような気がします。
     
   
ひざなんですけど    
 
 「段々」の段差が弱い。重なり具合がよくわからない。ディテールが面白くない。…ので、ここはプラバンなどを使用して改修することにしました。
(おお 制作日記始まって以来のまともな展開…)

 
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